風邪や発熱など、日常的な症状の診療を行います。
Newsお知らせ
- 2025.01.27【重要】臨時休診について
- 2025.01.20【重要】胃カメラのweb予約について
- 2024.12.26【重要】片頭痛の注射薬(アジョビ・エムガルディ・アイモビーグ)について
- 2025.02.07頭痛外来について(初診・再診の方へ)
- 2025.01.31【頭痛コラム】片頭痛を予防しうる注射薬について
- 2025.01.06新年のご挨拶
- 2024.12.27新型コロナウイルスワクチン任意接種終了のお知らせ
- 2024.12.26AI内視鏡のお知らせ
- 2024.12.03頭痛コラムのお知らせ
- 2024.11.29【頭痛コラム】運転禁止ではない頭痛薬の選択〜頭痛外来Ver2.0〜
- 2024.11.29【頭痛コラム】頭痛”だけ診る”外来か?頭痛”も含めて診る”外来か?
- 2024.11.22睡眠時無呼吸症候群の検査開始のお知らせ
- 2024.11.15頭痛診療開始のお知らせ
- 2024.11.07発熱外来の時間枠拡大のお知らせ
- 2024.10.25抗インフルエンザ薬予防投与のお知らせ
- 2024.10.18市民健診開始のお知らせ
- 2024.09.2410月4日・6日|内覧会開催のお知らせ
- 2024.06.2110月7日に新規開院します
Today月日本日の検査の空き状況
胃カメラ
9時~16時当日の検査可能です。
お電話にてお問い合わせください。
水曜・日曜・祝日は休診です。
13時から16時の内科外来
13時~18時
一般内科・発熱外来・予防接種・健診 診察可能です。
*本日の診療時間は18時までです。
水曜・日曜・祝日は休診です。
Menu診療内容
Dementia認知症外来
認知症の正確な診断と適切な治療方針をご提案
パーキンソン病や神経難病の診療も行います。
Feature当院の特徴
脳と腸からカラダを診る総合的診療
当院は消化器内科と脳神経内科を専門とし、脳と腸の深い関係(脳腸相関)に着目しています。この独自の視点から、患者さんの健康状態を総合的に診断し、最適な治療を提供します。

「消化器のスペシャリスト」による診療
当院の院長は消化器疾患の専門家です。専門性の高い検査・治療を行うとともに、患者さんとの信頼関係を大切にし、アットホームな雰囲気で診療にあたります。

がん患者さんの“心”に寄り添うケア
当院の院長は緩和ケアの専門研修を受けております。がんと診断された患者さんとご家族の心に寄り添い、質の高いケアを提供します。

痛み・悩みの“答え”が
見つかるクリニック
総合内科専門医が患者さんの抱える様々な痛みやお悩みに真摯に耳を傾けて、お一人おひとりに合わせた的確な診断と治療を行います。

院長 内科 消化器内科池岡 清太郎
脳神経内科医師藤堂 紘行
Greetingごあいさつ
豊中市に10月に開院します、「I&T 胃腸と脳のクリニック」です。
当院では消化器内科・内視鏡を専門としながらも、内科疾患全般の診療を行っております。
さらに、認知症専門医による専門外来も併設いたします。
皆さまご存じの通り、2025年には日本の認知症患者数は約700万人に達し、
65歳以上の高齢者の5人に1人が認知症と言われています。
そして、2050年には約1016万人に増加すると予測されています。
このような背景から、認知症外来のニーズはますます高まることが予想されます。
私たちのクリニックは、一般的な内科クリニックとは一線を画し、
専門医による診察と検査を行うことで、患者様により専門的な治療を提供することができます。
最近の研究では、認知症の原因や予防に腸内細菌のバランスが大きく関わっていることが明らかになってきました。
そのため、消化器科との連携により、腸内フローラの検査も可能です。
さらに、軽度認知症の治療においては、レカネマブの投与が可能となり、点滴室の確保が必要です。
幸いなことに、消化器内科では炎症性腸疾患に対して点滴治療を行っており、この対応が可能です。
皆さまの健康と安心を第一に考え、専門的な診療を提供してまいりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
Columnコラム

2025.01.31
【頭痛コラム】片頭痛を予防しうる注射薬について
片頭痛の予防薬は数十年の間飲み薬だけでしたが、2021年以降、月1回程度注射する薬である「エムガルティ」「アジョビ」「アイモビーグ」という薬が出てきて、片頭痛の予防治療が大きく変化しています。 これらの3剤はいずれも「CGRP」という痛みを感じさせる物質が働く経路をブロックし、片頭痛を抑えこむ機序を有しています。頭痛担当医としては、若手医師の頃に学会や研究会で「CGRPというのが片頭痛に関係あるかも!これをブロックしたら良いのでは?」との話題が熱く、薬が承認された時は話題になっていたことを覚えています。 ※CGRP以外にも痛みを誘発する物質はあるため、万人の頭痛をゼロにするような夢の薬とまでは言えません。 3剤とも共通して、以下の強みがあります。 平均的には、飲み薬より片頭痛の予防効果が強い。おおむね7割程度の方が効果を感じられ、うち1-2割程度の方がとても良く効くことが予想される。 海外では、予防薬としてまず考えるべき薬、との意見がある。 (副作用がなければ)運転の制限がない。 ※飲み薬の予防薬は、「飲んでいる間は運転してはいけない」旨が添付文書に記載されているものが多いです。そのため、当院の頭痛外来では、制限のない薬や漢方薬を処方するなど、患者さんの暮らしに制限が極力無いようにしています。 月1回程度(薬によっては28日ごと)来院いただき、医療従事者による注射をする。希望があればご自宅にてご自身で注射も可能。 予防接種のように、皮膚の下に注射する。場所は腕、足、お腹など選択可能。液の量はインフルエンザワクチンの2〜3倍程度(大人用のインフルエンザが0.5mL)。 また、以下の制限や限界があります。 高額である(1本4万円程度=3割負担で1.2〜1.3万円程度)。 ※未成年、ひとり親等の医療費補助がある場合は利用可能です。また、公的機関や大企業の保険証をご利用の方は、自己負担を減らす「付加給付」を活用できる場合があります。 日本では、月4日以上頭痛があり、既存の予防薬が効果不十分であったり、副作用で使えなかったりする場合しか使用できない。 副作用でアレルギーや運転への支障もありうる。 妊婦さんや18歳未満の方では、安全性のデータが不十分なため当院では使用開始はしていない。 ※17歳以下の方でエムガルティを注射する治験が2026年後半まで行われており、結果の開示と対象年齢の拡大があれば当院も対応する予定です。 ※他の病院で導入された若年患者さんの注射を当院で継続した実績はあり、ご相談可能です。 その他、使い分けに関わる製剤ごとの主な違いは添付の表をご参照ください。ご希望にもよりますが、 痛みがつらく、少しでも早く改善したい方→エムガルティ(初回2本注射も可) 注射の間隔が長い方が良い方→エムガルティ(30〜31日ごと)か、アジョビ(3本同時打ちを12週間ごとも可) 自動注入(オートインジェクターやペン)が怖くて、医療従事者に手押しで入れて欲しい方→エムガルティかアジョビ(シリンジ製剤) 液の量が少ない方が良い方→エムガルティかアイモビーグ 等の選択が可能です。当院としてはまずエムガルティかアジョビの導入をお勧めしています。アイモビーグは副作用への懸念と作用機序が他2剤と微妙に異なることから、他2剤が効果不十分な場合に導入で考えています。 ※画像をクリックすると、拡大して表示できます 〜最後に〜 2024年の調査で、『日本人は頭痛を我慢しすぎである』『頭痛の治療薬や予防薬もあまり使っていない』『趣味や仕事を制限するなど生活の質が下がっている』などが示唆されました。 元々、痛みというのは身体に危険が迫っていることを伝える大切な信号ですが、片頭痛は必要のない痛みを過剰に感じる病態と言えるため、「痛みを我慢する必要は全くない。予防して痛み発作がほぼ無い状態を目指し、やりたい事をできる生活を送ってもらいたい」と当院では考えています。 日本の制度で薬価は徐々に安くなっていきますが、まだ高額な薬です。ただし、3回(=3ヶ月)注射すれば薬がご自身において有効かどうか概ね判別可能であるため、片頭痛が頻繁にあって何とか良くできないか、とお悩みの方は、まずお試しで3ヶ月通院いただくのでも良いと考えています。「もっと詳しく話を聞きたい」「他の手段はないか?」「今の薬で合っているか?」等ございましたら、頭痛外来をご受診ください。 皆様が制限なく生活を送れるよう、我々も努力して参ります。

2024.11.29
【頭痛コラム】運転禁止ではない頭痛薬の選択〜頭痛外来Ver2.0〜
世の中の研究者や、熟練の医師は日々新しい治療法がないか、もっと良い診断方法や治療法がないかなどに人生を捧げており、それらの叡智の集合体が「診療ガイドライン」である、と自分は考えています。便秘、脳梗塞、喘息、心不全などなど多くの病気に診療ガイドラインが存在し、基本的に自分も含めた一般的な医師はガイドラインが推奨する診断や治療の方法を参考に診療を進めています。時に「マニュアル」など揶揄されることもありますが、前述の通り先人達が積み重ねてきた知見であり、むしろ「定石」や「必勝パターン」などの概念の方が近いと自身は考えており、良い結果を得られる可能性が一番高い方法を模索するための重要なツールと考えています。 さて、自分にとってのいわば「頭痛外来Ver1.0」は、原則的にガイドライン通りにすることでした。流石に「定石」だけあって、処方した薬で「良くなりました!」と笑顔になってくださった患者さんも少なからずおられ、先人達の教えに頭が下がる思いです。 一方、ガイドラインを参考に医学的に最適な治療を提供するだけでは、解決しがたい問題があることも経験することになりました。そのひとつが運転です。 薬にもよりますが、脳神経内科で処方する薬の添付文書には、「眠気などをきたすことがあるので、この薬を飲んでいる患者さんには、自動車の運転や危険な行動をさせないように注意すること」といった記載があることが多いです。日本語的に、副作用が無ければ運転しても良いのでは?とも一瞬考えますが、文脈的には「副作用が出ていなくても出るかもしれないから、とにかくこの薬を飲んでいる時点で運転はダメ」と捉えるべきと思います。 そこで、前述のガイドラインで推奨されている薬の多くが(実際に眠気などの副作用が医師の経験上多くなくても)添付文書上は運転禁止であることが問題となります。"頭痛があるものの生活のために運転せざるを得ない!"という患者さんは、どうすれば良いのでしょうか。 そこで当院ではその問題にも対応できるよう、運転禁止かどうかの観点から頭痛薬を分類しており、患者さんの生活に応じて処方をする方針としています。漢方薬であったり、ガイドラインではデータが多くはない薬も含まれることにはなり、何度か通院いただいて合う薬を探すことにもなるかと思われますが、その点はご協力をいただきたいです。ちなみに、2021年以降新しく登場した片頭痛の注射薬は現段階では運転禁止ではないため、有効な選択肢になりえます。ガイドラインに即した診療の次の段階として、運転など社会的な要素も加味した診療、すなわち「頭痛外来Ver2.0」を目指しております。ご興味のある方は一度ご連絡ください。
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豊中市・豊中駅前のI&T胃腸と脳のクリニックでは、現在一緒に働いてくれる仲間を募集しています。当院は2024年に開院したばかりの、新しくてきれいなクリニックです。当院のチームの一員として、患者さんの健康を守っていきましょう。