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下剤を飲まない大腸内視鏡no-laxative

大腸内視鏡検査は事前に腸管洗浄剤(下剤)を約2L内服し、大腸の中をきれいにしてから検査を開始します。便が残っていると小さな大腸ポリープを見逃す可能性があるからです。
しかし、2Lの下剤と水を2時間程度で内服することは大変であり、嘔吐してしまう人もおられます。
そこで当院では下剤を飲まない大腸内視鏡検査も行っております。
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検査当日9時にご来院頂き、胃カメラを行います。
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胃カメラの先端から、胃と十二指腸に下剤を直接注入します。
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胃カメラ終了後、少し休んで頂いてからトイレに行って排便を促します。
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便の色が透明になったら、大腸カメラを開始します。
胃カメラ終了後からおよそ2時間~3時間で便はきれいになります。
メリット
- 下剤を飲むことなく、腸管がきれいになります。
- 胃の観察も同時に行うことができます。
デメリット
- 9時にご来院頂き、午後から大腸カメラを行うため院内の滞在時間が長くなります。
- 注入する時間があるため胃カメラの時間が通常より約5分長くなります。
下剤を飲むのが辛かった経験のある方、胃カメラと大腸カメラを同日に検査希望の方、できるだけ楽に検査を受けたい方はぜひ当院にご相談ください。
もちろん、自宅で下剤を内服してからの大腸カメラ検査も可能です。