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予防接種vaccination

予防接種の重要性

予防接種の重要性

予防接種は、病気を未然に防ぐ効果的な方法の1つです。ワクチンを接種することで、体内に抗体ができ、病原体から身を守ることができます。

感染症の多くはワクチンで予防することが可能です。これらの病気にかかると、重症化したり後遺症が残ったりするリスクがありますが、予防接種を受けることでそのようなリスクを大幅に軽減することができます。

予防接種は、病気から皆さんの健康を守るために欠かせない手段です。定期的に接種を受けて、ご自身とまわりの方の健康を守りましょう。

インフルエンザワクチン

インフルエンザは、毎年流行する感染症で、発熱や関節痛などの症状を引き起こします。重症化すると、肺炎などの合併症を引き起こすこともあります。特に、ご高齢の方や基礎疾患のある方は注意が必要です。

インフルエンザワクチンは、毎年流行が予想される株を予測して作られます。ワクチンを接種することで、体内にインフルエンザウイルスに対する抗体ができ、感染を防ぐことができます。
接種の時期は、流行が始まる前の10月から12月頃が適しています。

接種を受けても100%の予防効果があるわけではありませんが、感染しても症状が軽くなる効果が期待できます。

対象

  • 定期接種:65歳以上、もしくは60歳から64歳の方で、かつ基礎疾患のある方
  • 任意接種:生後6ヶ月未満の乳児と、定期接種の対象者を除く全ての方

接種回数

1回、もしくは2回

抗インフルエンザ薬の予防投与

インフルエンザ予防投与の対象者

下記の二つの条件に合致したときに、予防投薬の対象になります。

1.同居の家族、共同生活者がインフルエンザに罹患した
2.罹患した場合、重症になりやすい人であること
・高齢者(65歳以上)
・慢性の呼吸器疾患(気管支喘息、COPDなど)
・慢性の心臓疾患(心不全)
・代謝性疾患(糖尿病)
・腎機能障害

上記に該当するときは、薬を内服してから大きな副作用が出ても、厚生労働省が定めている「医薬品副作用被害救済制度」の対象となります。

受験生と家族の場合で予防を考えている方

上記範囲外での処方についてご希望があれば処方することがあります。ただし、薬剤の添付文書に記載されていない使用法になります。
万が一、重い副作用が起こっても「医薬品副作用被害救済制度」の対象外です。そのため、補償を受けられないデメリットがあります。十分にご理解ください。

費用について

健康保険の適応がないため、全額自費になります。
インフルエンザ予防投薬 価格 5,500円(税込)
※診察代と処方箋・お薬代の金額を含みます。

ご希望の方へ

医師が診察を行い、インフルエンザの予防投薬に関する同意書を説明します。
当院では、10歳以上を対象とします。
未成年の場合は、必ず、保護者と一緒に来院してください。

新型コロナウイルス感染症ワクチン

新型コロナウイルス感染症は、2019年末に初めて報告されて以降、世界的に大流行しています。感染すると、発熱や咳、味覚・嗅覚障害などの症状が現れます。重症化すると、呼吸困難や肺炎を引き起こし、生命に関わる危険性もあります。

新型コロナウイルスワクチンは、ウイルスの特徴的なたんぱく質を利用して作られています。ワクチンを接種することで、体内でそのたんぱく質に対する抗体が作られ、ウイルスの感染を防ぐことができます。

対象

12歳以上

帯状疱疹ワクチン(シングリックス)

帯状疱疹ワクチンは、水痘・帯状疱疹ウイルス(VZV)の再活性化による帯状疱疹の発症を予防するためのワクチンです。水痘を引き起こすVZVは、一度感染すると神経節に潜伏し、体内に長く留まります。加齢やストレス、免疫力の低下などを契機に、VZVが再活性化すると、帯状疱疹を発症します。

シングリックスは、帯状疱疹とその合併症を予防するための比較的新しいワクチンです。従来の生ワクチンとは異なる、不活化ワクチンです。このワクチンは、帯状疱疹の後に長期間続く後遺症「帯状疱疹後神経痛(PHN)」の予防にも効果があります。

対象

50歳以上の方、もしくは18歳以上で帯状疱疹のリスクが高いと考えられる方

接種回数

2回(2ヶ月以上の間隔を空け、6ヶ月以内に)

高齢者肺炎球菌ワクチン

肺炎球菌は、肺炎をはじめとする呼吸器感染症の主要な原因菌の1つです。特にご高齢の方や免疫力の低下した方は、肺炎球菌感染症を発症するリスクが高く、重症化しやすいことが知られています。

高齢者肺炎球菌ワクチンには、13価結合型肺炎球菌ワクチン(PCV13)と23価莢膜多糖体肺炎球菌ワクチン(PPSV23)の2種類があります。日本では65歳以上の方を対象に、PPSV23の定期接種が行われています。

対象

定期接種

  • 65歳の方
  • 60歳から64歳の方で、心臓、腎臓、呼吸器に機能障害があり、生活に重大な支障がある方
  • ヒト免疫不全ウイルス(HIV)によって免疫機能障害をお持ちの方

任意接種

  • 2歳以上で、高齢者や基礎疾患、免疫不全など肺炎球菌によるリスクが高い方
  • 免疫抑制療法の予定がある方で、治療開始まで14日以上の猶予がある方

 

などに対応しております。その他接種可能なワクチンについては、下記料金表をご確認ください。

費用

インフルエンザ 3,300円
新型コロナウイルス 15,000円
B型肝炎ワクチン 4,500円
肺炎球菌ワクチン 7,000円
MRワクチン 9,000円
水筒ワクチン 7,000円
おたふくかぜワクチン 6,000円
帯状疱疹ワクチン(シングリックス) 20,000円

電話

06-4865-5780

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