嘔吐の診療は、豊中市・豊中駅前のI&T胃腸と脳のクリニックまで

嘔吐vomiting

こんな症状はありませんか？

嘔吐とは胃が強く収縮し、胃の内容物が食道に押し上げられて口から出ることを指します。吐き気は嘔吐しそうな不快感のことで、悪心と言うこともあります。
一般的には吐き気に続いて嘔吐が起こることが多く、以下のような症状が繰り返し起こる場合や、他の症状を伴う場合は、何らかの病気が隠れている可能性があります。

吐き気・嘔吐の原因となる疾患

吐き気・嘔吐の原因となる疾患は多岐にわたりますが、主に以下のような疾患が挙げられます。

急性胃腸炎

急性胃腸炎はウイルスや細菌に感染することで、胃や腸に炎症が起こる病気です。主な原因となるウイルスや細菌には、ノロウイルス、ロタウイルス、サルモネラ菌、カンピロバクター菌などがあります。症状は、嘔吐、下痢、腹痛、発熱などです。

急性胆嚢炎

急性胆嚢炎は、胆嚢に炎症が起こる病気です。主な原因は、胆汁が固まってできる胆石が胆嚢と十二指腸を繋ぐ胆のう管を塞ぐことです。症状は、吐き気、嘔吐、右上腹部（みぞおちのやや右下）の痛み、発熱などです。痛みは背中に広がることもあります。

腸閉塞

腸閉塞は、何らかの原因で腸管が閉塞し、食べ物や水分が通過できなくなる病気です。原因には、ヘルニア（腸などの臓器が本来あるべき場所から飛び出ること）、腸の管同士の癒着、腫瘍、炎症などがあります。症状は、吐き気、嘔吐、腹部の張り、腹痛、便が出ないことなどです。嘔吐物に胆汁（肝臓で作られる緑色がかった液体）が混じることがあります。

胃潰瘍・十二指腸潰瘍

胃潰瘍・十二指腸潰瘍は、胃や十二指腸の粘膜に潰瘍ができる病気です。主な原因は、ピロリ菌の感染や、非ステロイド性消炎鎮痛薬（NSAIDs：痛み止めや解熱剤として使われる薬の一種）の長期使用です。症状は、吐き気、嘔吐、上腹部痛、胸焼け（胸の奥が焼けるような感覚）、吐血（血を吐くこと）などです。

脳梗塞・脳出血・くも膜下出血

脳梗塞は血管内で血液が固まってできる血栓などによる脳血管の閉塞、脳出血は脳内の血管が破れること、くも膜下出血は脳動脈瘤が破裂することが原因で起こります。症状は、吐き気、嘔吐、突然の激しい頭痛、意識がもうろうとすること、片方の手足や顔に力が入らないことなどです。

吐き気・嘔吐がある場合の検査

胃カメラ検査

吐き気や嘔吐が続く場合、その原因を特定し適切な治療を行うために、胃カメラなどの専門的な検査が必要です。豊中市・豊中駅前のI&T胃腸と脳のクリニックでは、内視鏡専門医による高精度な検査を提供しており、鎮静剤（静脈麻酔）を使って苦痛を最小限に抑えた環境で検査を受けていただけます。

その他の検査